更新日:2023年2月8日
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日時:令和3年2月8日(月曜日)午後3時~午後4時30分
訪問先:長野工業高等専門学校
参加者:ロボコンプロジェクト部の皆さん7人
長野工業高等専門学校ロボコンプロジェクト部の皆さんと「技術者を目指すものとして~ロボコン活動と地域との関わり~」をテーマに意見交換を行いました。
ロボコンプロジェクト部は、学生の工業技術や創造力を高めることなどを目的に、高専ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト)全国大会の出場を目指し、教員や技術系職員とともに2005年に立ち上げられました。
2020年に開催された、第33回高専ロボコンでは、4チームが参加し、2チームが全国大会に出場したそうです。
当日は、ロボコンプロジェクト部の部室を訪問し、普段の活動の様子を視察するとともに、全国大会に出場したときのロボット演舞の実演なども見せていただきながら、意見交換を行いました。
最初に学生の皆さんからの活動発表がありました。
第33回高専ロボコンの出場に当たっては、コロナ禍で登校や部活動が制限される中で、オンラインでミーティングしたり、3Dプリンターで作った部品を各部員の自宅に郵送して組み立てるなど、工夫しながらの活動になったとのことです。
また、ロボコンプロジェクト部では、小中学生にものづくりや科学技術に興味を持ってもらうため、市内各地でロボット体験を行っていて、長野市少年科学センターでも、長年にわたり、毎年制作したロボットの展示や操縦体験教室を開催してもらっています。
意見交換では、技術者を目指すきっかけや将来の夢などのほか、地元での就職や起業に対する考えなどさまざまなご意見をお聞きすることができました。また、学生からは、子どもたちがものづくりに興味を持つような施設についての提案などもありました。
ロボットの制作やコロナ禍での活動など、学生の皆さんのアイデアや工夫に感心しました。世の中にはさまざまな困り事があり、私は、それを解決するのは「想像力」であると思っています。ロボコン活動を通じて、学生の皆さんが学んだ技術の基本を生かしながら、創造・工夫を重ねる姿はそれに通じるものがあると思いました。
新型コロナウイルスの影響により、東京に人が集中して働く形から、仕事はどこでもできるという考えの働き方に変わってきたと思います。学生の皆さんが長野高専そしてロボコンプロジェクト部で学んだことを生かし、より多くの学生の皆さんに将来長野で活躍いただくことを期待し、これからも応援していきたいと思います。
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